スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)は、2016年10月7日(金)に777-300ERの10機目の発注を発表しました。同社は9機を契約しており、10機目は2018年に受領する予定です。
SWISSはA340-300の機材更新と、エーデルワイス航空へ移管していますが、残る5機については、機内エンターテインメント、Wi-Fi導入などインターネット接続を含めリニューアルします。これにより、長距離路線の機材は全て3クラス制の機材となります。
A340-300の5機は、ファースト8席、ビジネス47席、エコノミー168席仕様に変更されます。現行のA340はファースト8席、ビジネス47席、エコノミー164席、計219席で、エコノミーが増席されます。リニューアルでファーストクラスは、777に搭載するシートと類似したものが採用され、ビジネスは777に装着するものを使用します。エコノミーは新しいシートとなります。
なお、インターネット接続は、A330-300の14機、A340-300の5機にも導入されます。いずれも777と同様にパナソニック・アビオニクスの「eXConnect」が採用されます。A340への搭載は、客室リニューアルを行う2018年に実施されます。