ボーイングによる貨物機の需要予測、2035年までに新造930機の需要増

ボーイングによる貨物機の需要予測、2035年までに新造930機の需要増

ボーイングは2016年10月26日(水)、フランス・パリで開催されている2016年国際航空貨物フォーラムにおいて、2016年版の世界航空貨物市場予測を発表、今後20年間の航空貨物輸送量は年率4.2パーセントで拡大し、2035年までに新造貨物専用機930機と改造貨物機1,440機の需要が生じるとの予測を公表しました。

ボーイングは、予測する航空貨物市場の成長要因について、電子商取引(eコマース)市場拡大に伴う需要の増加に加え、中国でエクスプレス便の市場が拡大していることを挙げ、2035年までに世界の航空貨物機に2,370機が加わり、2016年現在と比較して70パーセント増の規模になるとしています。

なお、需要が見込まれる貨物航空機の内訳は、大型機が550機、中型ワイドボディ機が380機、旅客機からの改造貨物機のワイドボディ機が400機、中型機が1,040機です。

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