元ANA副操縦士の大西宇宙飛行士、ソユーズ宇宙船で地球に帰還

元ANA副操縦士の大西宇宙飛行士、ソユーズ宇宙船で地球に帰還

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2016年10月30日(日)、7月から国際宇宙ステーション(ISS)に滞在していた元全日空(ANA)パイロットの大西卓哉宇宙飛行士が、搭乗するソユーズ宇宙船とともに地球に帰還したと発表しました。

大西宇宙飛行士は、2016年7月7日(木)にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズ宇宙船で打ち上げられ、イヴァニシン宇宙飛行士、ルビンズ宇宙飛行士とともに第48次/第49次長期滞在クルーとして115日間ISSに滞在しました。帰還船は、現地時間の10月30日(日)9時58分にカザフスタンに着陸しています。

大西宇宙飛行士のISS滞在中は、日本の宇宙ステーション補給機「こうのとり6号機(HTV6)」のドッキングが予定されていましたが、種子島宇宙センターでの射場整備作業で配管における微量の漏洩が発見されたため12月に延期されました。

大西宇宙飛行士滞在中の「こうのとり」ドッキングは叶いませんでしたが、帰還1週間前の10月23日(日)には、アメリカのオービタル・サイエンシズ社の宇宙船「シグナス」がISSに到達、この際に大西宇宙飛行士はロボットアーム操作を担当し、日本人として初めて把持、ドッキングを成功させています。

期日: 2016/10/30
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