A330neo向け部品、ファンカウルやエルロン、FTFなど納入進む

A330neo向け部品、ファンカウルやエルロン、FTFなど納入進む

ニュース画像 1枚目:A330neo向けファンカウル
© FACC
A330neo向けファンカウル

エアバスが開発を進めるA330neoに搭載される部品の納入が進められています。オーストリアの航空機部品メーカーのFACCは2016年10月28日(金)、A330neoに搭載するロールスロイス製トレント7000エンジンのファンカウルを初めて納入したと発表しました。

A330neoはエアバスが開発を進めている最新のA330ファミリーで、高度な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)技術で製造し、大幅に軽量化され、より効率的な運航を実現します。

FACCは2014年9月、ファンカウルの開発・製造を受託し、エンジン構造の分野でのCFRP技術の採用で、重量とコストメリットをもたらすシステムを設計しました。同社では2017年初頭の信頼性と迅速な生産拡大に取り組むとしています。

また、アラブ首長国連邦(UAE)のストラータ(Strata)は、A330neo向けのエルロンとフラップトラックフェアリング(FTF)の先行品検査が完了したと発表しました。Strataは2015年にA330とA330neo向けのエルロンの単独サプライヤーとなり、今回のエルロンとFTFの納入は、予定より早く納入しました。

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