三菱航空機が開発するMRJの4号機「JA24MJ」が2016年11月18日(金)、ワシントン州モーゼスレイクのグラントカウンティ国際空港に到着しました。県営名古屋空港を11月15日(火)に出発、グアム、ハワイを経由し、ホノルルからはサンノゼを経由し、モーゼスレイクに到着しました。
「JA24MJ」はアメリカで試験飛行を行う2機目にフェリーされた機体で、1機目の「JA21MJ」のロシア、アラスカ経由の北回りと異なる南回りでの移動となりました。これにより、MRJはアメリカへの移動で2つのルートを確立したことになります。
この4号機はシステムや客室の性能、騒音、防氷試験などを行う機体で、今後はモーゼスレイクから移動し、フロリダ州エグリン空軍基地(AFB)のマッキンリー極限気候研究所(McKinley Climatic Laboratory)での試験も実施するとみられます。
Twitterでは、1号機と4号機が並んだ様子を紹介する現地のファンによるTweetなどもあります。
MRJ4 has joined it's sister MRJ1 at GCIA pic.twitter.com/gWr1dxTucj
— Jeffrey Bishop (@spaceokie) 2016年11月18日