ボンバルディアは2016年11月23日(水)、同社が開発した最新式のジェット機、CシリーズのCS100、CS300について、ヨーロッパ航空安全庁(EASA)から同一の「型式限定(Type Rating)」の認定を得たと発表しました。ボンバルディアでは、CS100とCS300が同一とみなされる認定を受けたことで、運航会社はコスト削減につながるとしています。
CS100とCS300の限定型式は、両型式が高い共通性を持っていることに加え、運航会社はパイロットが最小限のコスト、訓練で相互に機種を移行できること、整備ではスペアパーツの利用、メンテナンス作業の手続き、グランドハンドリングなどにも適用でき、全体としてコスト面で大きなメリットがあります。
ボンバルディアはCS100とCS300は99%の共通性があるとしており、特に設計時点から共通性を念頭に開発が進められ、違いは中央部分の胴体でCS300が長くなっています。
なお、ボンバルディアでは近くエアバルティックに初のCS300を納入する予定です。