エアバスは2016年11月29日(火)、仏領ニューカレドニアのヌメアを拠点とするエアカランとA320neoを2機、A330neoのA330-900を2機、計4機について覚書(MoU)を締結しました。
A320neoはエンジンと客室仕様は今後決定します。この機材はオーストラリア、ニュージーランド、太平洋諸島への既存のリージョナル路線に投入する予定です。また、A330neoは経由地の日本路線を拡充するほか、中国など新規路線の開拓に使用します。
エアカランはニューカレドニアへの観光を強化する目的で、各地を結ぶ路線の拡充に、A320neoとA330neoへ機材更新し、快適な機材を利用者に提供します。また、A320neoは燃費効率が優れ、運用コストが低く、同社の収益性や競争力の向上に貢献すると見込まれています。
なお、エアカランは現在、「F-OJSB」と「F-OZNC」のA320を2機、「F-OHSD」と「F-OJSE」のA330-200を2機保有しています。