JAXA、H-IIBロケット6号機の打ち上げ成功 「こうのとり6号」分離を確認

JAXA、H-IIBロケット6号機の打ち上げ成功 「こうのとり6号」分離を確認

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は2016年12月10日(土)、12月9日(金)に鹿児島県の種子島宇宙センターから、H-IIBロケット6号機で打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり6号」について、ロケットの計画通りの飛行と分離を確認し、打ち上げが成功したと発表しました。

H-IIBロケット6号機の打ち上げは、当初2016年10月1日に予定されていましたが、射場整備作業の中で、配管の気密性検査で微量の漏洩が確認されことにより12月9日(金)22時26分47秒に変更、この変更後のスケジュール通りに打ち上げられました。「こうのとり」の分離は22時41分58秒に実施、成功しています。

なお今回の6号機では、ISSの電力の供給源として採用された初の日本製のバッテリーや、ISSの日本実験棟「きぼう」でトルコが実施する曝露実験の試料サンプルなどを輸送します。「こうのとり」のISSドッキングは12月13日(火)の予定で、JAXAではキャプチャの模様を19時20分からインターネットなどでライブ中継する予定です。

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