パキスタン国際航空、航空局の試験要請を受け ATR機を一時運航停止

パキスタン国際航空、航空局の試験要請を受け ATR機を一時運航停止

パキスタン国際航空は2016年12月12日(月)、パキスタン民間航空局が同社保有のATR機について性能試験を実施するよう求めたことを受け、10機全ての運航を停止すると発表しました。ATRの運航は、試験が完了するまでの予定です。

これに伴い、ATRで運航するグワダル国際空港をはじめ、トゥルバット、パンジグル、モヘンジョダロ、ジョーブ、バハーワルプール、デラ・ガージ・カーン、チトラル、ギルギットの各空港を発着する便に影響が出るとしています。各空港発着便とも、パキスタン国際空港のコールセンターで対応するとしています。

パキスタン国際航空は現在、ATR 42-500を5機、ATR 72-500を5機保有しています。同社は2016年12月7日の事故、さらに2012年8月には降雨の悪天候でATR 72-500を大破する事故が発生しています。

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