エア・ベルリン、ユーロウイングスとオーストリア航空に38機をリース

エア・ベルリン、ユーロウイングスとオーストリア航空に38機をリース

ニュース画像 1枚目: エア・ベルリンのA320
© airberlin
エア・ベルリンのA320

ルフトハンザ・グループとエティハド・アビエーション・グループ(EAG)は2016年12月16日(金)、エア・ベルリンの保有機について、ウェット・リース契約を締結しました。ルフトハンザ・グループ傘下のユーロウイングスとオーストリア航空向けに、エア・ベルリンが38機をリースするもので、このうち33機はユーロウイングス・グループ、5機はオーストリア航空向けの運航となります。契約期間は、政府認可を条件に2017年2月から6年間を予定しています。

この契約を受け、オーストリア航空は2017年3月と4月に導入する予定で、ウィーン発着の路線に導入します。この5機は、オーストリア航空の塗装が施され、同社が保有するA320の18機とあわせ、23機体制となります。A320ファミリーは現在の31機から36機体制となります。

また、ユーロウイングスはA319とA320を33機導入します。これにより、ハンブルク、ケルン/ボン、デュッセルドルフ、ハノーバー、シュトゥットガルトのドイツ国内に加え、ミュンヘンを新たな拠点とし、4機を配備します。さらに、ウィーン、パルマ・デ・マヨルカにも機材を配備し、運航体制を強化します。

エア・ベルリンは、このウェットリースの契約を通じ、供給量の適正化を図ると共に財務体質を強化しながら、今日を確保し、再建に向けたコストを最小限に抑えます。

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