米大手航空会社、エミレーツのアテネ経由ニューアーク線就航に反対

米大手航空会社、エミレーツのアテネ経由ニューアーク線就航に反対

アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空のアメリカ大手航空会社3社とそのパイロット組合、サウスウェスト航空のパイロット組合などで作るオープン・アンド・フェア・スカイズ(Open & Fair Skies)は、エミレーツ航空が発表したドバイ/アテネ/ニューアーク線について、オープンスカイ協定に違反するものとの声明を出しました。

オープン・アンド・フェア・スカイズは、トランプ政権の始まりにあわせ公表された新たな就航計画は、トランプ大統領とそのチームと共に、アメリカの雇用を守る働きができるだろうとしています。オープン・アンド・フェア・スカイズは第3国へ旅客を輸送する運輸権「第5の自由」の「以遠権」について、不公正な形の競争としています。

オープン・アンド・フェア・スカイズは、湾岸諸国のエミレーツ、エティハド、カタール航空がアメリカの航空業界の雇用を脅かしているとアピールしています。

トランプ政権の誕生で、湾岸地域の3航空会社やノルウェー・エアシャトルが設立したノルウェー・インターナショナルなどによるアメリカ路線の動向など、航空会社のアメリカ路線展開にも影響が及ぶかもしれません。

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