2011年9月22日に発生した四国航空のユーロコプターAS350B3型、機体番号(レジ)「JA6522」の火災事故について、運輸安全委員会は後部荷物室のストロボライト・パワーサプライからの出火が原因とする見方を示しました。ストロボライト・パワーサプライには床下から配線が伸び、ほとんど保護されていないため、損傷する可能性が十分に考えられる、としています。
これを受けて2011年12月22日にヨーロッパ航空安全局(EASA)がEAD(Emergency Airworthiness Directive)、同じく製造者からASB(Alert ASB Bulletin)、12月26日には航空局が耐空性改善通報(TCD)をそれぞれ発出しています。内容は、ストロボライトの使用停止、または使用する場合は繰返し点検することが指示されています。
詳しくは運輸安全委員会のウェブサイトを参照ください。