KLMとアムステルダム空港、顔認識で行う搭乗手続きの実証実験を開始

KLMとアムステルダム空港、顔認識で行う搭乗手続きの実証実験を開始

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© KLM
パスポートをスキャン

KLMオランダ航空とアムステルダム・スキポール国際空港は2017年2月、顔認識で搭乗できるバイオメトリック・ボーディングの実証実験を開始しました。

搭乗手続きをより早く、簡単にすることが目的で、搭乗券を提示せず、顔認識のみの搭乗プロセスを導入し、乗客の様子を観察する実験です。現在、特定の搭乗ゲートでテストが行われています。

顔認識で搭乗するには、まずパスポートのスキャン登録が必要で、搭乗ゲート近くの待合室に専用キヨスクが設置され、KLMのスタッフが利用者をサポートしています。

アムステルダム・スキポール国際空港は、2018年にデジタル分野でのリーディング・エアポートとなることを目指しており、現在もノートパソコンや液体をバッグの中に入れたまま手荷物を検査する技術テストなどを行っています。

なお、バイオメトリック搭乗実験は今後少なくとも3カ月間、継続して実施されます。詳しくは、KLMオランダ航空、アムステルダム・スキポール国際空港のウェブサイトを参照ください。

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