エミレーツ航空、機内での医療的緊急事態に備えたメディカルケアを充実

エミレーツ航空、機内での医療的緊急事態に備えたメディカルケアを充実

ニュース画像 1枚目:2016年は194,000便のうち、60便以上が医療目的でダイバート
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2016年は194,000便のうち、60便以上が医療目的でダイバート

エミレーツ航空は2017年2月7日(火)、機内での医療的緊急事態に備えたメディカルケアの充実を発表しています。

飛行機での旅行者が増えるにつれ、機内で医療処置が必要な方の数も徐々に増加しており、エミレーツ航空は2016年に運航した194,000便以上のフライトのうち、60便以上が医療的緊急事態で目的地を一時変更しています。

ダイバートで600,000米ドルを超える費用がかかりますが、何より乗客の健康を最優先すること、他の乗客にも多大な影響があることを考慮し、エミレーツ航空は、機内でのメディカルケアに関して、乗務員のトレーニング、医療機器の機内設置に多額の投資を行っています。

2016年には、客室乗務員、パイロットを対象とした約23,000時間にもおよぶ医療訓練を実施し、ぜんそくや、心疾患、アレルギー反応などから緊急出産、命に関わる事態や、またマラリア、デング熱などについても学んでいます。

また、エミレーツでは、700万米ドル以上を機内の医療設備に投資しているほか、万が一に備え、電話でアドバイスを行える医療専門チームが地上でも待機させています。

なお、詳しくは、エミレーツ航空のウェブサイトを参照ください。

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