全日空(ANA)は2017年1月、国土交通省航空局に対し、同社で使用していた777-200、機体番号(レジ)「JA8198」の抹消登録を申請し、同機は1月20日(金)付けで退役しました。
「JA8198」は、ANAが1995年12月に導入した同社2機目の777です。退役順では3機目の抹消となりました。
なお、初号機である「JA8197」、今回退役した「JA8198」、3機目にあたる「JA8199」の3機は、導入当初、尾翼に「777」の塗装があしらわれ、数年にわたり特別塗装のまま国内線で運用されていました。このうち「JA8197」と「JA8199」の2機は2016年に退役しており、今回の「JA8198」の退役により「777」の塗装経歴がある機体はANAから消滅しました。
「JA8198」はANA9432便として羽田空港から離日し、1月19日(木)に目的地であるサンバーナディーノに到着しています。