エアバスは2017年3月2日(木)、型式証明の取得プログラムを進めているA350-1000の機体記号(レジ)「F-WWXL」で、カナダのイカルイト空港で地上、飛行試験を含む寒冷地テストを実施しました。あわせてオーロラとコラボレーションするA350-1000の画像を公開しています。
厳しい気候のイカルイトで、エアバスが開発した航空機で最長の胴体を持つA350-1000は、航空機にとって最も難しい環境下で試験が進められました。A350-1000は5日間、マイナス28度からマイナス37度の外気温にさらされた環境に置かれ、各試験項目をクリアしました。
エアバスは、今回の寒冷地テストを受けて、A350 XWBの成熟度と信頼性を受け継ぎ、A350-1000の試験も成功裡に進んでいるとしています。
なお、エアバスは、2014年1月にA350-900でもイカルイト空港で寒冷地テストを実施しています。