ルフトハンザドイツ航空、スイスインターナショナルエアラインズなどルフトハンザ・グループは2017年3月16日(木)、多様化するニーズに応えるため、サービスのカスタマイズ化とデジタル化を推進すると発表しました。
一人ひとりに合わせたデジタル化に向け、同グループは2020年までに5億ユーロを投資する予定で、すでに機内電子書籍サービス「eJournals」を開始しています。このサービスは2月だけで20万件以上のダウンロードを記録しています。
また、チャットボット「Mildred」で航空券の最安値を調べたり、フライト中にアップルウォッチで現在の飛行状況を確認できるほか、音声認識デバイス「Google Home」対応のアプリ開発に取り組み、将来的に同グループへの質問を「Google Home」が答えてくれることも実現する見込みです。
サービスのカスタマイズ化では、ヨーロッパ内路線の片道運賃を49ユーロから設定し、個々が必要なサービスはオプションで対応、直販で航空券の先行販売などを行う予定です。また、ルフトハンザ・グループ内での業務をシンプル化し、共通の予約システムを利用し、スピーディな対応力を高める社内の取り組みも進めています。