新潟県、3月29日に2機目の新潟県ドクターヘリ運航開始式を開催

新潟県、3月29日に2機目の新潟県ドクターヘリ運航開始式を開催

新潟県は2017年3月29日(水)、長岡赤十字病院を基地病院とするドクターヘリ2機目の運航開始式を開催します。基地病院に設けたヘリポートで式典を開催、あわせて関係者向けの機体見学と説明を行います。

新潟県は2016年に、国の補助金を活用し、格納庫の建設、ヘリポート改修などの整備などの事業を進め、2017年度の新潟県予算では2機をあわせ5億187万円を運航委託や搭乗医師確保経費などを基地病院に補助します。これにより、新潟県は1機目の新潟大学医歯学総合病院とあわせ、上中越地方を含め医師らを救急現場へ到着する時間を早め、初期治療の早期開始、救急搬送時間の短縮と、救命率の向上と後遺症の軽減につなげ、広域救急医療体制の充実を図ります。

2機目のドクターヘリは、1機目「JA173A」のBK117C-2と比べ、機体内部の広さはコンパクトになる「JA70RC」のAW109SPです。1機目より巡航速度が速く、標高の高い位置での飛行、山間部での高い性能が特徴です。運航は静岡エアコミューターと鹿児島国際航空の2社によるジョイント・ベンチャーです。また、基地病院となる長岡赤十字病院の格納庫は、ヘリポートがこれまでの散水式から電熱式に融雪機能を充実する安全対策強化が図られています。

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