日本航空協会は、2004年に設立された航空遺産の保護を目的とした基金「航空遺産継承基金」において、陸軍三式戦闘機「飛燕」のエンジンに関する資料のデジタル化とウェブサイトでの公開を開始しました。
デジタル化、公開された史料は「飛燕」に搭載されたエンジン「ハ60 41型」の取扱法を記したものと「ハ四〇部品及組立検査要領」の2点です。いずれも飛燕の製造会社である「川崎航空機」で製作されたもので、陸軍福生基地で飛行機の整備をしていた少尉の子孫から、日本航空協会に寄贈されたものです。
なお、この史料は日本航空協会のウェブサイトで、PDF形式で閲覧することが可能です。