スカンジナビア航空は、ロンドン・ヒースロー空港の離陸、着陸を1枠ずつ、発着枠1組を7,500万米ドルで売却したと発表しました。同社の2016/17年度決算に計上されます。スカンジナビア航空は売却前は、ヒースローの離発着枠を1日19枠保有する同空港で6番目の規模で、この取引により17枠となります。売却条件として、引き続き3年間は売却した2枠を使用し、同社の路線を運航する権利が含まれています。
スカンジナビア航空は、ロンドン・ヒースロー発着でコペンハーゲン、オスロ、ストックホルム、スタヴァンゲル線の4路線を運航しています。また、同社は引き続き、ヒースロー発着を重視し、席数の多い大型機の投入なども検討するとしています。
なお、スカンジナビア航空は2015年にも発着枠1組を当時は約6,000万米ドルで売却しています。