ピラタス・エアクラフトは2017年3月30日(木)、PC-12NGのヨーロッパ航空安全庁(EASA)からヨーロッパ域内での商用運航が認可されたと発表しました。PC-12はこれまでもビジネス、医療搬送、貨物輸送などで活躍しており、ヨーロッパでは2017年3月1日(水)付けで、夜間と計器飛行の下で運航が可能です。
PC-12は広々とした客室、または大きな貨物ドアで高い積載能力を誇る多様な航空機です。ヨーロッパ全体をカバーする十分な航続距離、低く抑えられるメンテナンスコストの特性から、同社はヨーロッパの商用事業者に新しい可能性を開くとしています。
ピラタスは、今回の認可でヨーロッパで新しい路線を開発することが可能になり、その短距離離着陸性能を活かした路線や、環境に優しいエンジンの航空機に更新する需要などを受け、近くPC-12をヨーロッパで多く見かけることになるだろうとしています。