ロシア軍Tu-95、Il-20の3機、2日連続で日本海と太平洋を飛行

ロシア軍Tu-95、Il-20の3機、2日連続で日本海と太平洋を飛行

ニュース画像 1枚目:Tu-95M
© 航空自衛隊
Tu-95M

統合幕僚監部は2017年4月12日(水)、ロシア軍機が日本海、太平洋で飛行したと発表しました。これによると、機種、機数はTu-95が2機、Il-20が1機の2機種、計3機で、4月11日(火)に続き2日連続でロシア軍機が日本海と太平洋での飛行が確認されたものです。いずれも航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、対応しました。

Tu-95は2機の航路は、宗谷海峡付近から日本の領海沿いに南下し、北方領土の上空を通過して太平洋に進出したのち、根室沖から南下し、房総半島の沖合まで飛行し、その後に反転し、ほぼ同じ航路を戻りました。公開されている画像によると、「RF-941XX」と一部不鮮明となっています。ロシア空軍のTu-95MSとみられます。

Il-20は、Il-20Mとみられハバロフスク方面から日本海に進出、利尻・礼文島に向かったのち南下し、日本列島沿いに飛行し、隠岐、竹島付近で方向を転換し、ロシア方面に向かいました。

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