岩国基地フレンドシップデー、展示飛行や地上展示とも充実した内容に

岩国基地フレンドシップデー、展示飛行や地上展示とも充実した内容に

ニュース画像 1枚目:ブルーインパルス
© U.S. Air Force photo by Senior Airman Delano Scott
ブルーインパルス

アメリカ海兵隊岩国航空基地は、2017年5月5日(金)に開催する「フレンドシップデー2017」の参加機を発表しました。2017年も海上自衛隊との共催で、アメリカ空・海軍、海自と空自の航空機に加え、すでに発表されている「ブルーインパルス」、世界一周の途中に立ち寄るDC-3、民間からもレッドブルに参戦する室屋さん、ウィスキー・パパなどが参加します。

このうち、アメリカ軍からは、アメリカ陸軍の「ゴールデンナイツ」が2016年に続き2年連続で登場します。アメリカ空軍からは、三沢基地に拠点を置く太平洋空軍F-16デモチームが、F-16ファイティングファルコンでその機動性を披露します。また、海兵隊のMV-22オスプレイの機動性能を披露するレベルIIIのデモが予定されており、アメリカ陸・海・空の航空機と展示飛行が勢揃いします。

また、海兵空陸任務部隊(MAGTF)デモでは、司令部隊、陸上戦闘部隊、航空戦闘部隊、兵站戦闘部隊を組みあわせ、空と地上とが一体となった運用を見学でき、ショーでは近接航空支援、空中給油シミュレーション、海兵隊の航空機が遠征展開先の環境で実施する動きを見ることができます。

自衛隊からは、ブルーインパルス以外に、陸上自衛隊のヘリコプターからロープを伝って降下するラペリングの披露、海上自衛隊は2017年度で除籍が予定されているUS-1Aを飛行展示する予定で、フレンドシップデーで最後の飛行となります。

地上展示機では在韓米軍のA-10とF-16を含むアメリカ軍、自衛隊から各機種が勢揃いします。特に、フレンドシップデーでは初披露となるF-35Bが参加するほか、E-2Dも参加が予定されています。これにより、A-10やAV-8BとF-35Bと新旧の作戦機を一挙に見学でき、実機をみながら間近にその違いを楽しむことができます。このほか、重機などの装備、遠征展開先で海兵隊員に食事を提供する野外キッチン、軍用特殊車両の展示を予定しています。

■主な展示飛行
・エボルブ・エアロスポーツ EDGE 540 (曲芸飛行とスカイダイビング)
・室屋義秀 EXTRA 300L/S
・ウィスキー・パパ- EXTRA 300L
・陸上自衛隊 ラペリング
・アメリカ陸軍「ゴールデンナイツ」のパラシュート降下
・航空自衛隊 ブルーインパルス
・アメリカ海兵隊 MV-22オスプレイ・レベルIIIデモ (実際に作戦行動へ展開)
・海兵空陸任務部隊(MAGTF)デモ:近接航空支援、空中給油シミュレーションなど
・アメリカ太平洋空軍 F-16 飛行展示
・海上自衛隊 US-1A展示飛行 (フレンドシップデーでの最後の飛行)
■主な地上展示
・アメリカ
F/A-18C/D
AV-8B
MV-22
F-35B
KC-130J
KC-135
UH-1
F/A-18E
E-2D
A-10 (在韓米軍)
F-16 (在韓米軍)自衛隊
U-36A
F-15
MCH-101
SH-60K
KC-767
期日: 2017/05/05
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