JAL、2017年3月期決算 売上高3.6%減、営業利益は18.6%増

JAL、2017年3月期決算 売上高3.6%減、営業利益は18.6%増

JALグループは2017年4月28日(金)、2017(平成29)年3月期決算(2016年4月1日〜2017年3月31日)を発表しました。連結売上高は前年比3.6%減の1兆2,889億円、営業利益は18.6%減の1,703億円、経常利益は21.1%減の1,650億円、当期純利益は5.9%減の1,641億円でした。配当は25%程度を充てる方針に変更なく、1株94円の予定としています。

2018年(平成30)年3月期の連結業績予想は、売上高1兆3,390億円、営業利益1,420億円、経常利益1,370億円、純利益1,000億円とし、配当金は中間と期末で45円ずつ、計90円を予想しています。

2017年3月期のうち、JALの航空事業では、営業収益が3.8%減の1兆1,593億円、営業利益は19.7%減の1,531億円でした。このうち国際旅客では、旅客数が0.8%減の839万4,777人、営業収益は7.5%減の4,152億円でした。ビジネスにフルフラットシート、エコノミーで「新・間隔エコノミー」を装備する「SKY SUITE」機材の投入路線の拡大を進めています。

国内旅客は、旅客数が1.4%増の3,257万397人、営業収益は0.5%減の4,986億円でした。リージョナルジェット機では初めて「クラスJ」を装備するERJ-190をジェイエアに導入し、伊丹発着の鹿児島、仙台、福岡、長崎線と投入路線を拡大し、快適性を高めています。また、「JAL SKY NEXT」は対象機の全77機へ導入が完了しました。

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