せとうちホールディングス傘下で航空機メーカーのクエスト・エアクラフトは2017年4月25日(火)、中国で組立・製造に向け、江蘇省鎮江市のスカイビュー・ホールディングス(Skyview Holdings)と合弁会社「Kodiak Aircraft Industry (Zhenjiang) Co. Ltd.」を設立する契約に調印しました。せとうちホールディングスが発表しています。
スカイビューはこれまで、中国でKODIAK100の総販売代理店として活動してきました。また、中国はKODIAK100の重要な市場であり、さらに政府支援による中小型機用の空港増設が進み、空域の緩和も打ち出され、急速な需要拡大が予想される市場です。こうした需要拡大の機会を捉え、現地組立・製造の合弁会社を立ち上げることになったものです。クエスト・エアクラフトは、合弁会社にライセンス供与、技術指導、従業員のトレーニング、サプライチェーンの提供などを行います。
クエスト・エアクラフトは2001年、国際人道支援用途の航空機製造を目ざして設立、2015年2月にせとうちHD傘下となり、10人乗りの単発プロペラ機、KODIAK100を製造・販売しており、2007年の発売以来、これまでに累計200機以上を製造、販売しています。