阪急阪神エクスプレス、メキシコから天王寺動物園へカバを輸送

阪急阪神エクスプレス、メキシコから天王寺動物園へカバを輸送

阪急阪神エクスプレスは2017年5月9日(火)、メキシコから天王寺動物園へのカバ輸送を手がけたと発表しました。このカバは近く、一般公開される予定です。カバは絶滅危惧種に指定されている偶蹄類で、希少動物保全の為の国際的な動物交換プログラムに基づき、メキシコシティ近郊プエブラの動物園アフリカンサファリから天王寺動物園へ寄贈され、阪急阪神エクスプレスはこの輸送を担いました。

輸送したカバは4歳の雄1頭で、体重はおよそ1.5トンで、貨物専用機での輸送となりました。輸送時は経由地のロサンゼルス空港が濃霧の影響で、当初予定していた便に搭載できないアクシデントが発生しましたが、1日遅れのスケジュールのバックアップで、メキシコシティ空港を3月14日(火)19時に出発、ロサンゼルス空港での積替えを経て、3月16日(木)10時55分に成田空港に到着しました。

同日中に横浜の農水省動物検疫所に転送され、15日間の係留検疫を終えて4月1日(土)に輸入通関、その夜に天王寺動物園へ搬入されています。天王寺動物園では5月中旬ごろから公開をめざしています。

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