ボーイング、プリメーラ・エアと737 MAX 9を契約 燃料補助タンクを装着

ボーイング、プリメーラ・エアと737 MAX 9を契約 燃料補助タンクを装着

ニュース画像 1枚目:737-9-MAX
© Boeing
737-9-MAX

ボーイングとプリメーラ・エアは2017年5月11日(木)、総額9億5,000万ドル超となる737 MAX 9を8機、契約したと発表しました。この契約は、同型機を4機追加購入する権利、航空機リース会社のエア・リース・コーポレーション(ALC)から8機をリースする契約も含まれています。納入はALCが既に発注済みのスロット分が充てられ、1機目は2019年5月で、2020年5月までに引き渡しされます。

プリメーラ・エアは現在、737-700、737-800を9機、保有・運航しており、プリメーラ・トラベル・グループ傘下の航空会社としてヨーロッパの70以上の空港へ乗り入れています。発注した737-9-MAXは、燃料補助タンクを装着する契約となっており、ヨーロッパとアメリカ東海岸を結ぶ路線にも投入され、大西洋路線を新たに開発する計画です。

プリメーラ・エアは、大西洋路線に投入されているワイドボディ機と比べ、1席あたりの運航コストが抑えられ、大きな経済性がもたらされると発注理由を説明しています。これにより、プリメーラ・エアは今後、成長を保つことが出来るとしています。

ボーイングもこの発注を受け、737 MAX 9では高い効率性、航続距離、信頼性、低く抑えられる運用コストながら、乗客には最高の搭乗体験を提供するとし、歓迎しています。

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