ミンダナオ地域の戒厳令、フィリピン航空・セブパシフィックとも通常運航

ミンダナオ地域の戒厳令、フィリピン航空・セブパシフィックとも通常運航

フィリピン政府は、2017年5月23日(火)付けでミンダナオ地域に戒厳令を発出しています。ただし、フィリピン航空、セブパシフィック航空とも通常通りの運航を継続しています。テロ撲滅を目指し、治安部隊が投入された反政府武装勢力の掃討作戦が展開されており、ミンダナオ島西部のマラウィでの交戦で双方に死傷者が発生したことを受け、ダバオ市などの都市部とスールー州、バシラン州に戒厳令の発出されています。

フィリピン航空はこれを受けて、現在の状況が大きく変化しない限り、通常の運航を維持すると発表しています。また、遅延、欠航する場合は事前に明らかにするとしており、すでに5月26日(金)のマニラ/ダバオ線の欠航を発表しています。この便の予約者は、別便での輸送も決定しています。

セブパシフィック航空とセブゴーは、安全対策を強化し、運航は通常どおりです。ただし、検問などによる交通渋滞の発生から空港へのアクセスは時間に十分、余裕を持つよう呼びかけています。また、旅程の変更を希望する場合、30日以内の別の日程に無料で予約が変更できます。詳しくは、セブパシフィック航空のホームページを参照ください。

なお、フィリピン航空、セブパシフィック航空は現在、ダバオ発着でイロイロ、サンボアンガ、プエルト・プリンセサ、バコロド、マニラ、カガヤン・デ・オロ、セブ、マニラ・クラーク、マレー線を運航しています。

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