三菱航空機は2017年6月の「MRJ Newsletter」を発行、試験飛行の拠点とするモーゼスレイク・フライトテストセンターに駐機するMRJ試験機4機がそろう画像を公開しました。社内試験や型式証明の獲得に向けた試験飛行プログラムを進めており、6月19日(月)から6月25日(日)までに開催される「パリ・エアショー」で、世界規模のエアショーにデビューする予定です。
このMRJプログラムでは現在、電気配線全体の設計変更作業に取り組んでおり、この作業のパートナーとしてラテコエール・インターコネクション・システムズ(Latecoere Interconnection Systems、旧LATelec)を選定したと発表しています。これにより三菱航空機本社に最先端の設計ツールを導入し、ラテコエールと三菱航空機が一体となったエキスパートチームを編成し、作業を加速していると発表しています。三菱航空機は引き続き、パートナー各社と協力し、MRJプロジェクトの成功に向けて取り組むとしています。