レッドブル・エアレース、日本人操縦の零戦とDC-3Aも会場沸かす

レッドブル・エアレース、日本人操縦の零戦とDC-3Aも会場沸かす

ニュース画像 1枚目:レッドブル・エアレース会場を飛行した零戦
© Armin Walcher / Red Bull Content Pool
レッドブル・エアレース会場を飛行した零戦

日本の室屋義秀選手が千葉で2年連続の勝利、2017年シーズンの第2戦、第3戦の連勝となった「レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ 2017 千葉」で、大いに沸かきましたが、サイドアクトでも三菱重工業による1942年製の零戦22型「AI-112」、ワールドツアー中のDC-3Aが会場を魅了しました。

茨城県の龍ヶ崎飛行場を飛び立った「AI-112」、機体記号(レジ)「N553TT」は幕張に設けられたレッドブル・エアレースの会場を低空飛行しました。飛行はアメリカで零戦の操縦免許の認可を獲得したアメリカ在住、40年以上の飛行教官の経歴を持つ柳田一昭氏が零戦の日本の空へ里帰りを実現させました。日本人の零戦パイロットは戦後史上で初めての事でもあります。

また、仙台空港を離陸したDC-3Aはワールドツアーを実施中で、スイスのジュネーブ国際空港を出発、中東、東南アジアを経由して現在は日本に滞在しています。すでに熊本、神戸、福島で震災復興への祈りを込めた展示飛行をしています。日本でのプログラムの中でレッドブルにも飛来したもので、往年の航空機が最速を競う航空機と共に楽しめる2日間となりました。

なお、FlyTeamメンバーから、数多くの両機の航空フォトが投稿されています。

期日: 2017/06/03 〜 2017/06/04
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