ルフトハンザのアリゾナ訓練施設、SR20を導入へ ANAも訓練で一部使用

ルフトハンザのアリゾナ訓練施設、SR20を導入へ ANAも訓練で一部使用

ニュース画像 1枚目:ルフトハンザ・アビエーション・トレーニングのSR22
© Deutsche Lufthansa AG
ルフトハンザ・アビエーション・トレーニングのSR22

ルフトハンザ・グループでアメリカ・アリゾナ州のフェニックスで運営されているルフトハンザ・アビエーション・トレーニング(LAT)は2017年6月6日(火)、新たにシーラスSR20を25機、導入すると発表しました。総額でおよそ1,150万ユーロの投資になるとみられます。新たな訓練機材は10月に引き渡し予定で、契約した25機が全て揃うのは2018年2月を予定しています。

LATは1972年に導入したF33Aボナンザを使用していますが、同じ単発機のシーラスSR20に機種を変更し、運航やメンテナンスコストをおよそ半分、削減出来るほか、最新のグラスコックピットシステムやキーボードコントローラーの採用、自動リカバリー機能などを備えた機体です。

ALTは年間、およそ350名ほどを訓練しており、その大半はルフトハンザ・グループの航空会社でパイロットとなっています。また、ドイツ軍、KLMオランダ航空、全日空(ANA)もフェニックスでパイロットの訓練を行っています。

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