NASA、新たな宇宙飛行士候補者12名を選定 8月から訓練開始

NASA、新たな宇宙飛行士候補者12名を選定 8月から訓練開始

ニュース画像 1枚目:2017年、NASAの宇宙飛行士候補者
© NASA
2017年、NASAの宇宙飛行士候補者

アメリカ航空宇宙局(NASA)は2017年6月8日(木)、新たな宇宙飛行士候補者12名を発表しました。今回は1,800名超の応募者から、男女12名を選出しました。発表当日、選出された12名はヒューストンのジョンソン・スペース・センターで、アポロ11号を含むミッションコントロールセンターの見学などを行いました。

この候補者たちは8月から、ジョンソン・スペース・センターでおよそ2年間の訓練を開始する予定で、これを経た後に、それぞれ国際宇宙ステーションでの研究活動、民間企業が打ち上げるロケット、NASAの次世代有人宇宙船「オライオン」など、様々な任務に携わる予定です。

候補者の内訳はアメリカ空軍から1名、アメリカ海軍から3名、アメリカ陸軍から1名、アメリカ海兵隊から1名と軍経験者が半数、科学者3名、医師2名、スペースXのエンジニアでNASAのリサーチパイロット1名の構成です。

このうち、アメリカ空軍からはF-35ライトニングII、F-15ストライクイーグル、F-16ファイティングファルコン、F/A-18ホーネットと各種戦闘機で飛行時間は2,000時間超を記録しているRaja Chari中佐が選ばれています。

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