スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)は2017年6月14日(水)、同社初のCS300をジュネーヴ拠点とすることから、アーティストのマティアス・フォルバッハ氏のデザインを採用し、その特別塗装を披露しました。このCS300は、12カ月の特別塗装デザインで運航を予定しており、ジュネーヴ発着で夏はパルマ線、冬はサンクトペテルブルク線など季節便に加え、通年で運航するダブリン線など27都市に就航します。
フランス語圏のスイス「スイス・ロマンド」に捧げる機体として位置づけ、利用者にスイス・ロマンドの調査を行い、その意見も反映されています。デザインを手がけたフォルバッハ氏はスイス・ロマンドの多様性と豊かさ、美しさを反映させたとしています。
なお、SWISSのCS300は145席を装備し、CS100より20席多い座席数となっています。ジュネーヴを拠点とするSWISSの機材は2018年末までに、全てCシリーズに更新されます。ジュネーヴ・コアントラン国際空港にはA320ファミリー7機を展開していますが、CS300を7機、CS100を1機、計8機とする計画です。