米運輸保安局とアメリカン、フェニックス空港で最新技術CTスキャナー導入

米運輸保安局とアメリカン、フェニックス空港で最新技術CTスキャナー導入

ニュース画像 1枚目:TSAが導入するCTスキャナー
© American Airlines
TSAが導入するCTスキャナー

アメリカ運輸保安局(TSA)はアメリカン航空と協力し、フェニックス・スカイハーバー国際空港のターミナル4の保安検査場で、最新検査技術を取り入れたCTスキャナーをアメリカで初めて試験導入しました。

このスキャナーでは、回転できる3D画像を利用し、機内持込手荷物の詳細な分析が可能です。TSAは既にこの種の技術を受託手荷物検査で利用しており、より小型化したCTスキャナーを保安検査場に導入し、更なる安全性の提供をめざしています。

新CTスクリーニングはコンベアベルトの周りを回転するX線カメラで何百枚もの画像を撮影し、爆発物や銃器など機内持ち込みができない危険物を探知します。また、3D CT技術の利用で、液体やジェル状のもの、噴霧器に加え、ノートパソコンを手荷物に入れたまま手荷物検査を受ける可能性の高まります。実現すると、検査処理能力の向上や、検査かごの利用数減少につながります。

この試験導入が成功した場合、TSAとアメリカン航空は他の保安検査場でもこの技術を導入する方向です。詳しくは、アメリカン航空のウェブサイトを参照ください。

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