ウェザーニューズ、7月14日に気象・海象観測衛星「WNISAT-1R」打上げ

ウェザーニューズ、7月14日に気象・海象観測衛星「WNISAT-1R」打上げ

ニュース画像 1枚目:WNISAT-1Rフライトモデル
© Weathernews Inc.
WNISAT-1Rフライトモデル

ウェザーニューズは2017年6月14日(水)、同社の気象・海象観測衛星「WNISAT-1R」の打ち上げを7月14日(金)に打上げる予定と発表しました。カザフスタン・バイコヌール宇宙基地から、ソユーズロケットで打ち上げられます。衛星は既にバイコヌール宇宙基地へ輸送され、ロケット本体への取り付け作業を待つ段階です。

「WNISAT-1R」には、4つの観測波長の光学カメラが搭載されており、船舶の安全運航に影響を及ぼす冬期の渤海・セントローレンス湾や、夏期の北極海における海氷の分布の観測に取り組むほか、台風や火山噴火時の噴煙観測も行います。

また、日照条件や天候に左右されない観測方法として、GNSS衛星からの反射波を用いて地球表面の状態を観測するGNSS-R試験観測を行い、海氷と海水面の判別や海氷の分布状況の評価実験を行います。詳しくは、ウェザーニューズのウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/07/14
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