ボーイングは2017年6月19日(月)、「パリ・エアショー2017」でインドネシアや東南アジアを中心に運航する格安航空会社(LCC)グループのライオン・エア・グループと737 MAX 10を50機購入について、覚書を契約しました。カタログ価格で総額62億4,000万ドル相当の契約です。契約が確定次第、ボーイングの受注・納入リストに掲載される予定です。
ライオン・エア・グループは737 MAXファミリーの航続距離、燃費効率、装備する座席数と、単通路機の戦略にあう構成とコメントし、737 MAXを初めて定期便で運航、さらに737 MAX 9を初めて発注、引き続き737 MAX 10でもローンチ・カスタマー・グループに名を連ねることができ、737プログラムの推進に大いに貢献できるとしています。
ライオン・エア・グループはすでに737 MAXを201機発注済みで、マレーシアのマリンド・エアが737 MAXの運航を開始しているほか、インドネシアにはライオン・エアなどを展開しています。