イベリア航空は2017年6月25日(日)、設立90周年を祝い、マドリード市内のマドリード=クアトロ・ビエントス空港で祝典を開催しました。当日はA330-300の「EC-LZX」とスペイン空軍のアクロチーム「パトルーラ・アギラ(Patrulla Aguila)」による編隊飛行などを、イベリア航空の顧客、従業員、関連会社や取引先企業など訪れた2,500名に披露しました。
イベリア航空のルイス・ガジェゴ(Luis Gallego)会長兼CEOは、創立90周年を迎えることを受け、スタッフたちにはこれまでの仕事へのねぎらい、顧客とパートナーにはその信頼に感謝し、新たなスタートに向けた意欲を表明しました。
現在のイベリア航空は「Iberia, Compañía Aérea de Transportes」として1927年6月28日(火)に設立、同年12月14日(水)、マドリッド/バルセロナ間で初めて商業飛行しました。使用した機材はロールバッハ製で10席のRo VIIIローランドでした。運賃は片道163ペセタ、往復300ペセタで、フライトは3時間半でした。創業以来、イベリア航空は約9億人の乗客を輸送しています。