日本航空(JAL)は、2017年11月16日(木)に旅客サービスシステムを刷新します。これに伴い、航空券の有効期間変更や各種手続きの取り扱いについて、同社ウェブサイトで案内しています。
このうち、予約変更可能な航空券の有効期間について、これまで「発行日、および発行日の翌日から起算して90日間」でしたが、2017年11月16日(木)から「発行日、および発行日の翌日から起算して1年間」に変更となります。11月16日(木)時点で有効な航空券を保有している場合は、有効期間を発行日の翌日から起算して1年間に延長できます。
また、予約が変更できる運賃は現在、購入済み航空券の運賃額と搭乗日時点での運賃額との差額が調整されますが、11月16日(木)以降の搭乗分は購入時の運賃額を基準に変更するため、差額調整を行いません。さらに、特便割引、先得割引、スーパー先得、ウルトラ先得、おともdeマイル割引、乗継割引に関しては、購入後の搭乗クラス変更ができなくなります。
支払いでは、ファーストとクラスJの予約時は、普通席部分のみ事前の支払いが可能でしたが、全額まとめての支払いに変更されます。JALホームページでは、ファーストクラス料金やクラスJ料金を除いた領収書表示はできなくなります。また、これまでe JALポイントの払い戻しは不可でしたが、11月16日(木)以降にe JALポイントで購入した航空券については、e JALポイント充当分も払い戻しが可能になります。
このほか、搭乗手続きや領収書などの再発行の際、支払い時に利用したクレジットカードは認証コードとして利用できなくなるほか、オープン券の登録手続きは電話のみに変更となるなど、JALホームページ・モバイルサイト操作における変更点も案内されています。なお、詳しくは、JALホームページを参照ください。