ライアンエア、ウクライナ路線への就航を断念 空港関係者を批判

ライアンエア、ウクライナ路線への就航を断念 空港関係者を批判

ニュース画像 1枚目:ライアンエア、イメージ
© Ryanair
ライアンエア、イメージ

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、ライアンエアは2017年7月10日(月)、ウクライナ路線への参入をキャンセルしたと発表しました。キエフ・ジュリャーヌィ国際空港が2017年3月に空港幹部と現空港長官のRiabikin氏と同意に達したライアンエアとの契約を尊重せず、ウクライナ国際航空をはじめとする高運賃の航空会社を守ることを選択したとライアンエアは声明を発表しています。

これにより、ウクライナ路線の利用者から、ライアンエアのヨーロッパで最も安い航空運賃と広大のネットワークへのアクセスが阻害され、ライアンエアは予定していたキエフ4路線、リヴィウ7路線をキャンセルせざるを得ない状況としています。就航取りやめにより、500,000人以上の乗客と400の雇用に影響を与える見込みです。

ライアンエアはウクライナ路線を予約した利用者に謝罪するとともに、eメールでの連絡、返金手続きを進めており、キャンセルになった分の供給座席は、競争の激しいドイツ、イスラエル、ポーランド線に割り振るとしています。詳しくは、ライアンエアのウェブサイトを参照ください。

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