ベル・ヘリコプター、新しい中型ヘリコプター525を発表

ベル・ヘリコプター、新しい中型ヘリコプター525を発表

ベル・ヘリコプターは2012年2月12日、テキサス州ダラスで開催されているヘリエキスポ2012で、新しい中型ヘリコプター525"RELENTLESS"を発表しました。

ベルは525を最上級の中型ヘリコプター、スーパー・ミディアムクラスと呼び、優れたペイロードとレンジ、大きなキャビンとカーゴスペース、そして広い視界を特徴としています。

525はGEのターボシャフト・エンジン、CT7(T700)シリーズの最新型CT7-2F1を2基搭載し、低燃費、低コスト運用を実現します。キャビンは16人の乗客を収容でき、外洋での石油・ガス開発や救難捜索、緊急医療サービス、VIP輸送など幅広い用途に使うことができるとしています。

また、ベルは525にARCホライゾンのグラスコクピットと、インテグレートされたアビオニクス類、そしてフライ・バイ・ワイヤ操縦システムの採用も発表しています。

モックアップの画像を見ると確かに、コクピットからの視界が広そうで、キャビンの16席も余裕を持って配置されている機体です。しかし、胴体後部にローディング・ドアが見られませんが、汎用性をウリにするのならこれは必要なのではないでしょうか。また、"RELENTLESS"というのが愛称のようですが、「容赦ない」とか「冷酷な」など、あまり新型ヘリに似つかわしい訳が見つかりません。

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