ロッキード・マーティンは2017年7月24日(月)、F-35ライトニングII戦闘機が最近、100,000飛行時間を超たと発表しました。F-35統合テストフォースチームは引き続きプログラムのシステム開発、デモンストレーション(SDD)段階に入り、残る要件に取り組みます。
ロッキード・マーティンは、10万飛行時間の達成についてプログラムとF-35兵装システムの重要な成熟度を示しているとし、2017年末までにブロック3Fの全ての航空機とミッション・システムのソフトウェア開発を完了できるとコメントしています。
残る開発飛行試験は、ブロック3Fのソフトウェアについて最終リリースが控えているほか、F-35Bのスキージャンプ試験、F-35Bの緊急措置、F-35BとF-35Cの両機種での高マッハ負荷試験、そして兵装の精度試験や検証が含まれます。
F-35システムは、アメリカ空軍のF-16ファイティングファルコン、A/OA-10サンダーボルトII、アメリカ海軍のF/A-18ホーネット、アメリカ海兵隊のF/A-18とAV-8Bハリアーなどの役割を担うことが期待されています。アメリカ海兵隊では2015年7月にIOCを取得、アメリカ空軍では2016年8月、アメリカ海軍では2019年の取得を予定しています。