VMFA-232レッドデビルズ、訓練移転を終了 空自との理解深める

VMFA-232レッドデビルズ、訓練移転を終了 空自との理解深める

ニュース画像 1枚目:百里基地を離陸するF/A-18Cホーネット
© U.S. Marine Corps photo by Lance Cpl. Mason Roy
百里基地を離陸するF/A-18Cホーネット

アメリカ海兵隊岩国基地は、2017年7月7日(金)から7月21日(金)まで訓練移転と航空自衛隊との共同訓練を終え、第232海兵戦闘攻撃中隊(VMFA-232)レッドデビルズのF/A-18Cホーネット戦闘機が岩国に帰還したと発表しました。訓練移転(Aviation Training Relocation:ATR)は14日間で、日米間の即応体制の確認と相互運用性を高める目的で訓練が実施されました。

VMF-232のダグラス・ミラー大佐は、百里基地の空自との訓練を通じ「現実のシナリオに沿って、不測の事態に備え、日本での環境に海兵隊員が馴染むことができた」とコメントしています。訓練でVMFA-232は、基本的な戦闘機の操作、編隊を組んでの対応、防空や戦闘機による阻止攻撃などを実施しました。この訓練を通じ、VMFA-232と空自は、互いの戦闘戦術を理解し、操縦の安定性を高めるため、双方が馴染みのない空中戦を通じ、理解を深めました。

訓練移転はアメリカ軍と自衛隊の相互運用性を高めるプログラムで、アメリカ軍のジェット戦闘機の訓練を日本各地に分散させ、基地が置かれた地域の騒音減少にも取り組むものでもあります。

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