KLMシティホッパー、エンブラエルの導入とフォッカー退役準備進む

KLMシティホッパー、エンブラエルの導入とフォッカー退役準備進む

ニュース画像 1枚目:ERJ-175の10機目、エンブラエル製では40機目となった「PH-EXP」
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ERJ-175の10機目、エンブラエル製では40機目となった「PH-EXP」

KLMオランダ航空のリージョナル路線を運航するKLMシティホッパーは、フォッカー製の機材更新と、エンブラエル製の機材導入を進めています。このほど新たにERJ-175STDの機体記号(レジ)「PH-EXP」を受領、2017年7月26日(水)にアムステルダムに到着しました。

これにより、ERJ-175は10機、ERJ-190を含むエンブラエル製は40機に拡大しています。KLMシティホッパーは11月に引き続きERJ-175を受領する予定で、すでにERJ-190の追加発注も発表しています。

エンブラエル機の導入に伴い、2017年中にフォッカー70は完全退役します。同社は、機体記号(レジ)「PH-KZU」のF70にフォッカーを設立したアントニー・フォッカーの顔を尾翼に描き、フォッカーの長年の功績を讃えています。また、7月31日(月)付の同社ブログでは、F70の退役にあたり開催するイベントで披露する画像や映像の撮影を実施した様子を紹介しています。

F70の「PH-KZM」を使用、数週間の準備を経てKL9955便として約1時間にわたるフライトが運航されました。予定していた最優先の経路で運航できなかったものの、「プランB」で運航し、チェーサープレーンのソカタTBM-850からF70の勇姿が収められました。

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