岩国空港の「萩美術館・浦上記念館すぽっと展示」で2017年8月1日(火)、展示作品の一部入れ替えが行われました。今回の入れ替えで新たに、鬼丸尚幸(おにまるたかゆき)さんの「青白磁面取鉢 峰(せいはくじめんとりはち ほう)」が加わりました。展示期間は、2017年9月24日(日)までです。
鬼丸尚幸さんは、東京藝術大学大学院修了後に故郷の福岡県小石原へ戻り、伝統の土との親和的な交感から立ち上げられる形態の力強さを感得し、東洋陶磁の古典美を時代精神の所産と観察し、自己の存在を現代に見つめた作品を発表しています。
萩美術館・浦上記念館は1996年に開館した浮世絵、東洋陶磁、陶芸を専門とする美術館です。2016年に開館20周年を迎え、同館所蔵の伝統工芸や近現代陶芸作品を岩国空港で展示し、空港利用者にその魅力を広くPRしています。