エア・ベルリン、破産手続き申請 政府とルフトハンザ支援で運航継続

エア・ベルリン、破産手続き申請 政府とルフトハンザ支援で運航継続

エア・ベルリンは2017年8月15日(火)、経営再建計画の継続を目的に、ベルリン・シャルロッテンブルク地方裁判所の管理下での破産手続き開始を申請しました。ドイツ連邦政府、ルフトハンザ・グループはこの再建計画を支援する方針で、連邦政府はエア・ベルリンの飛行継続を重視し、短期的な資金援助を実施します。

これにより、エア・ベルリンとニキ航空の全ての便は、予定通り運航を継続し、今後のフライトスケジュールも予定通り、航空券の予約も有効、かつ今後のフライトの予約も可能です。

エア・ベルリンはルフトハンザに航空機をリースしているほか、エティハド航空からの支援を受けて再建を進めていましたが、今回の破産手続きの申請はエティハド航空からの資金援助が打ち切られたことによる対応です。

ルフトハンザ・グループは、エア・ベルリンのA320、A319をウェットリースし、ユーロウイングス、オーストリア航空で運航させ、支援していますが、今回の対応を受け、連邦政府と協力して支援するとの声明を発表しています。ルフトハンザはエア・ベルリン・グループの一部を同社グループ傘下に収める交渉を進めているとし、エア・ベルリンもルフトハンザや他のパートナーと交渉が進んでいるとコメントしています。

この記事に関連するニュース
メニューを開く