関東航空計器、石川製作所の特定子会社に 相互に顧客、技術を補完へ

関東航空計器、石川製作所の特定子会社に 相互に顧客、技術を補完へ

関東航空計器は2017年8月31日(木)、石川製作所の特定子会社になりました。関東航空計器の全株式が、同日付けで日本エアロスペース、三菱東京UFJ銀行から石川製作所に譲渡されたことに伴う変更です。

石川製作所は、機雷、地雷などの待受型迎撃装備を中心とした防衛機器、段ボール製函印刷機を中心とした民生用機械をほぼ半々に製造販売しており、特に防衛機器については海上自衛隊、陸上自衛隊向けの装備品を納入、自衛隊研究開発部隊と共同で開発する製品もあります。

今回、子会社化した関東航空計器は、航空自衛隊の主要な航空機に搭載するフライトデータレコーダー(FDR)をはじめとする搭載電子機器を防衛用航空機、艦船、車両向けに製造販売しています。これにより、石川製作所は陸、海、空すべての航空機分野で両者の強みを生かすことができ、主要顧客、主要技術が補完関係にある非常に強い組み合わせとなると説明しています。今後、両社は引き続き、技術革新と新製品の開発に取り組む方針です。

期日: 2017/08/31
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