マレーシア航空、787-9と737 MAXを計16機発注へ MOU締結

マレーシア航空、787-9と737 MAXを計16機発注へ MOU締結

ニュース画像 1枚目:マレーシア航空塗装の787-9と737 MAX
© Boeing
マレーシア航空塗装の787-9と737 MAX

ボーイングは2017年9月12日(火)、ワシントンD.C.のセントレジスホテルでマレーシア航空と16機の航空機購入について覚書(MOU)を締結しました。マレーシアのナジブ・ラザク首相、モハメド通商産業相も出席し、署名式が開催されました。

MOUによると、既存発注分の737 MAXの8機分を787-9の8機に変更、さらに737 MAX 8を8機追加購入権を行使し、マレーシア航空の保有機と今後の導入機材を対象としたボーイングのグローバル・フリート・ケアサービスを含む包括的な契約内容となっています。ボーイングの受注・納入リストには、最終確定後に今回の契約分が反映されます。

マレーシア航空は、これまでボーイングとの40年以上にわたるパートナーシップを基盤に、787-9ドリームライナーと737 MAXの追加発注のMOUに署名でき、誇りに思うとコメントしています。さらに、5ツ星航空会社を目指す同社は、今回の機材発注は大きな鍵になると位置づけています。787-9の航続距離は、クアラルンプールからヨーロッパやアメリカ各地へ運航する性能からネットワークの展開の拡大が期待され、737 MAX、787、さらに保有する737NGとあわせ、今回のメンテナンス契約でクアラルンプールの施設を世界クラスのMROへ押し上げることができると将来の飛躍を形作るとしています。

マレーシア航空は現在、737 NGを50機以上を運航しており、737 MAX 10の10機を含め、737 MAXを25機、発注済みです。

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