エアバスは2017年9月15日(金)、アメリカン航空にA321を納入し、北米でのエアバス機が1,500機に到達したと発表しました。エアバスは1977年にイースタン航空に初めてA300の「N204EA」を納入し、これまでに25社から2,000機超の受注を獲得しており、北米での大きな区切りとなります。
区切りの機材は、エアバスのモービル工場で製造されたA321で、機体記号は「N909AM」で登録されています。エアバスは、この区切りは北米の商用機市場が拡大し続けていること、さらに40年超に渡り適切な能力の機材を提供してきたことによるものとしており、納入したアメリカン航空と共に祝いました。
アメリカン航空は1988年、1989年に25機を導入して以来、これまでに416機を受領し、残発注は122機あります。なお、エアバスは今後20年間の予測として、北米では5,900機の新造機が必要と予測しています。