訪日外国人客手ぶら観光、実証実験でシンプル・分かりやすさが重要

訪日外国人客手ぶら観光、実証実験でシンプル・分かりやすさが重要

旅行会社のジェイティービー、パナソニック、ヤマトホールディングスの3社は2016年9月1日(木)から2016年10月31日(月)まで、訪日外国人旅行者を対象にした手ぶら観光支援サービス「LUGGAGE-FREE TRAVEL」販売に向けた実証実験を行いました。

実証実験は、羽田空港と都内の宿泊施設6箇所に「LUGGAGE-FREE TRAVEL」受付端末を設置し、JTB海外支店、海外提携代理店で宿泊予約した訪日外国人旅行者150人によるサービス利用調査に加え、訪日外国人旅行者336人へのアンケート調査を実施しました。

輸送サービスを利用する際の重視点は、紛失や遅延が無いが58%、価格が47%、申込みが簡単が45%で、3社はメールや問い合わせ対応が万全な安心・安全のサポート体制、わかりやすいサービスメニューと料金設定、ICTを活用し多言語で簡単に申込み決済ができる仕組が必要としています。また、サービスの運用フローとシステム操作性の評価は、受付スタッフの説明の「分かりやすい」 が72%、システム操作性の「わかりやすい」が54%と、「シンプルな手順」と「多言語サポート」の実施体制が求められているとみています。

この実験をへて、手ぶら観光サービスの有用性と「LUGGAGE-FREE TRAVEL」の事業可能性を確認し、訪日外国人旅行者の大型手荷物へのストレス解消は、利用者のみならず、宿泊施設側にも大きなメリットが生まれる結論に至っています。

この実証実験の結果を受け、2017年9月21日(木)から「LUGGAGE-FREE TRAVEL」販売に向け、取次店募集を開始しています。詳しくは、詳しくは、ジェイティービーまたはパナソニックのウェブサイトを参照ください。

期日: 2016/09/01 〜 2016/10/31
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