ボーイング、カタール航空が747-8Fを2機、777-300ERを4機受注

ボーイング、カタール航空が747-8Fを2機、777-300ERを4機受注

ニュース画像 1枚目:カタール航空に引き渡しされた747-8F
© Boeing
カタール航空に引き渡しされた747-8F

ボーイングとカタール航空は2017年9月25日(月)、747-8Fを2機、777-300ERを4機、カタログ価格で総額21億6,000万ドルを発注したと発表しました。この契約はボーイングの発注・納入リストに顧客名非公表として掲載されています。

この発表に合わせ、カタール航空グループのアクバル・アル・ベイカーCEOも出席し、同社初の747-8Fを受領しました。カタール航空カーゴが運航する機材で、機体記号(レジ)は「A7-BGB」です。カタール航空カーゴは、A330Fを8機、777を12機と計20機の貨物機を保有しており、これに加え輸送力を拡大し、航空貨物の運航会社では世界第3位の輸送力を誇ります。同社は引き続き11月に2機目を受領する予定で、この機材は「A7-BGA」で登録される見込みで、元シアトル・シーホークス特別塗装機として活躍した「N770BA」と見られます。

カタール航空は2013年に777Xを発注してローンチカスタマーとなっているほか、中東で初めての787の運航、さらに737 MAXを20機発注しており、受注残はおよそ100機近くにのぼっています。

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